第一話で涙するシーンも多く、早くも第2話に注目の集まっている監察医朝顔。
twitterやSNSでもトレンドキーワードがどんどんあがっています。
そんあ、監察医朝顔の第2話のあらすじ感想考察を書いていきます。
監察医朝顔第2話あらすじネタバレあり!
前回同様、万木家の朝食のシーンから。
穏やかで和やかな会話は相変わらず二人の仲の良さが伝わってきます。
東北から戻ってきても、目立ったわだかまりなどは無いようですね。
平から夕飯の希望を聞かれ、彼の得意料理であるカレーをリクエストする朝顔。
朝顔が出勤すると、法医学教室では茶子が年齢不詳だと盛り上がっていました。
しかしその輪のなかには見覚えのない女性が。
彼女は茶子の求人を見てアルバイトにやってきた医学部三年の光子といい、応募の理由は
時給の良さと倍率の低さ。
法医学にはまったく興味がないようです。
それらをストレートに言ってのける人間性からか、茶子により即採用されました。
その頃、野毛山署管内では男性の遺体が発見されていました。
平と桑原が現場に赴き、遺体の死因について検視官に訊ねます。
熱中症の可能性を指摘されますが、遺体が身元不明であることから解剖を薦められ、朝顔たちのもとへ運ばれることに。
解剖依頼が入ったと聞いて不謹慎にもはしゃぐ光子。
アルバイト初日から茶子に誘われて立ち会うことになりますが、高橋からの指示で解剖中の写真を撮影している最中に意識を失います。
やはり医学部の学生でも初めて解剖のようすを見ると具合が悪くなるものなんですね。
登場からずっと大胆な発言が続いていた光子も、これで少し大人しくなるかもしれません。
解剖の結果、死因が凍死と判明し、関係者は驚きを隠せません。
この猛暑のなかで凍死することは、通常ありえないからでしょう。
解剖を終えた朝顔は、桑原に頼んで現場を見に行きますが、遺体の男性が亡くなった経緯はわかりません。
野毛山署では、平が現場周辺の聞き込みを終えており、その件数に強行犯の面々は尊敬のまなざしを送ります。
用事があるからと同僚の誘いを断って帰った桑原を見送り、仕事を終えてカレーのための買い出しをしようとメモを見ていた平ですが、そこに朝顔から夕飯不要の連絡が。
朝、せっかくカレーの話をしていたのに、平が少し不憫になりました。
花屋でひまわりを買って帰宅後、ひとり刺身を食べる平。
朝顔のために数切れ残しておいてあげるなんて優しいお父さんですね。
そんな彼の脳裏には、妻・里子との思い出が蘇ります。
朝顔の入学式前日、急遽仕事のため同行できないと平が告げると、過去のことを引き合いに、里子は怒りました。
朝顔の回想で里子が話していた『平が花を買ってくる』ことが恒例化した最初のエピソードだったと思われます。
平はいまも里子を探していて、見つけてすらあげられないことを、ずっと心の中で謝っているんでしょうね。
監察医朝顔第2話桑原のプロポーズが可愛いと話題
一方、桑原から呼び出された朝顔は、二人で常連のもんじゃ屋に来ていました。
平と同じ職場であることのストレスが原因で呼ばれたと思っていた朝顔は、いつも通りの様子でもんじゃ焼きを焼いています。
しかし桑原のほうは落ち着きなく真剣な表情。
プロポーズの言葉と同時に、パカッと開いて差し出される婚約指輪の入った箱。
同時にもんじゃ焼きが鉄板上でモクモクと煙を上げます。
朝顔が複雑な気持ちになるのも無理はありません。
もんじゃ屋の店主は朝顔の幼馴染ということですが、プロポーズに選ぶ店としては庶民的すぎるような。
桑原の不器用さに対して、責め立てるわけではなく、優しいトーンで自分の思いを伝える朝顔は大人の女性ですね。
帰宅後、平に彼氏がいることを見抜かれていた朝顔は、『朝顔が決めたひとなら』と理解のある父親のセリフに安堵した表情。
しかしまだ相手が桑原とは知らないはず。
大丈夫でしょうか。
身元不明の遺体について、前日の夜に現場を確認した朝顔は、そこからわかったことを茶子に報告します。
何かの事情で現場に倒れこみ、全身が汗で濡れた状態のまま夜間に冷やされ、凍死に至ったものだと判明。
さらに高橋の報告で、胃の内容物からフグを食べていたことがわかりました。
平と桑原が町で聞き込みを続けていると、すれ違った男から、遺体の男性が『課長』と呼ばれるホームレスであることを教えられます。
実際に『課長』が暮らしていた場所へ案内されると、そこでは何人かのホームレスが暮らしていました。
『課長』はホームレス同士で揉めることがあったという情報により、『田所』というもうひとりのホームレスの名前が浮上します。
田所は課長の死に関与しているのでしょうか。
法医学教室から『課長』がフグを食べていたことを聞いた強行犯係は、季節不相応なフグ鍋を食べた理由と、フグを食べた場所の特定を急ぎます。
再度現場へ向かう平に、桑原は率先して同行し、ホームレスからの情報収集に奔走します。
そんな彼の姿を見ていた平は、自転車を押しながらやってきた『田所』に声をかけました。
彼は『課長』のことはよく知らないといいますが……。
帰宅した朝顔に、桑原のことを褒める平。
刑事になって一ヶ月と短いですが、懸命に捜査する姿を見て、素直にそう思ったのでしょう。
恋人を褒められて悪い気はしないのか、朝顔は隠れて嬉しそうに笑うのでした。
翌日、自転車の車輪跡をたどっていた平は、土の中に埋められた鍋と椀を発見します。
『田所』に直接、『課長』に作ったフグ鍋を食べさせ殺害しようとしたのでは、と問い詰める桑原。
同じころ、朝顔は光子の助言で入手したフグから、『課長』が食べたのがヒガンフグであることを特定しました。
含まれる毒物の摂取量や、『田所』の証言から、遺体は自殺のためにフグを食べたと断定されます。
『田所』いわく、自分で釣ってきたフグを食べ、毒物による神経麻痺を起してから、『課長』は立ち去ったそうです。
朝顔は、口や手足の痺れによる苦しさから大量に発汗し、涼しい場所を求めて彼が現場にたどり着いたのではと仮説を立てました。
歯型から『課長』もとい『鈴木』の身元が特定されますが、身内は誰もいないそう。
無縁仏として処理される鈴木を、平は『もったいない』と。
亡くなった彼は生前、一流企業に勤めていたことがありました。
現在こそホームレスですが、平の言うように『生きたいと思っても生きられないひともいる』ことを考えると、自ら命を絶つのはもったいないと思います。
しかし、一度レールから外れた人間は簡単にはもとの道に戻れない現実もあります。
『死にたい』ではなく『生きていたくない』と思って、悲しい選択をしたのかもしれません。
個人的には自殺を否定も肯定もしませんが、鈴木のように自ら死を選択するひとが多くいるのは事実。
鈴木の一件で謎が解明できたのは光子のおかげだ、と感謝する朝顔や絵美でしたが、光子が自分の歓迎会も兼ねた食事に誘うと、高橋を除く全員に断られてしまいます。
高橋と二人で行くという選択肢は初めからなかったようで、光子は彼を置いてそそくさと帰って行きました。
かわいそうな高橋。
待っていた桑原と一緒に帰路につく朝顔。
彼から『法医学者になったのは平の影響か』と訊かれて、意を決した朝顔は、母・里子のことを打ち明けました。
回想シーンを挟みながら、被災当時について朝顔が語ります。
多くの遺体の様子は、淡々とした言葉でありながら、それが逆に生々しく聞こえました。
茶子と知り合った過程、朝顔が法医学者になった理由についても明かされました。
『あなた、生きてるのよね』という茶子の言葉、胸に刺さりますね。
生きているって、息をしていることだけを指すわけではないんだなと思います。
平が県警本部から異動した理由、ひとりでいまも里子を探し続けている理由も前回よりしっかり伝わってきました。
朝顔の告白を聞いて、涙する桑原。
再度、彼女へプロポーズします。
そんな彼に見せる朝顔の表情はやさしく、きっと桑原を選んでよかったと思っているんだろうなと感じました。
良い気分で帰宅した朝顔は、彼氏が桑原であることを見抜いた平に驚きます。
さすが敏腕刑事です。
ただ、以前彼が『朝顔の選んだひとなら』と言っていたので、さほど重大なことだとは思っていません。
ところが平は、桑原への評価も含めてすべて『前言撤回』したのです。
これは笑ってもいいのか否か。
娘を思う父親ならありがちな話ですが、平と桑原が刑事として上司・部下の関係にあることも関係しているようす。
そんな平に、朝顔はショックを隠せないのでした。
次回の朝食は穏やかではないかもしれません。
監察医朝顔第2話あらすじネタバレ考察まとめ
はっきりとした証拠はありませんが、おそらく里子は亡くなっているでしょう。
万木家は家族をひとり喪ってしまいましたが、桑原と朝顔がいっしょになることで家族がまた増えるというのは、生きていてこそ成せること。
里子の行方や現実と向き合うこととは別に、桑原との明るい未来を朝顔が歩んでくれるといいなと思います。
新たに登場した光子を演じる志田さんは、演技力に定評がありますが、光子のキャラクターもうまく演じられています。
口が達者で怖いもの知らず、空気が読めないきらいもありますが、なぜか憎めません。
茶子先生のバイト募集方法が独特で、二話目にして『茶子先生らしい』と思うほど、キャラが立っています。
朝顔が比較的薄味なので、周囲のひとが濃いくらいでちょうどいいのかもしれません。
次回は朝顔と桑原の結婚が平に許されるのか、ひっそりと応援しながら視聴したいと思います。
でも、見逃してしまったり、急な用事が入ったり、仕事が遅くなったりなどなど、毎週必ず見るのは難しい方へ朗報です!
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