2018年に20周年を迎えた
日本を代表する女性シンガーMISIA。

その華奢な身体からは想像できない
5オクターブの音域を誇る圧倒的な歌声で

デビューから続々とヒット曲を世に送り出し、
女性R&Bブームの火付け役的な存在になりながら、

メディアにはほとんど出ずライブ中心の活動をしてきています。

メディア露出が少ないことから、
まだまだMISIAさんのことはよく知らない方も多いのでは?

そんなMISIAさんについて調べました。

 

MISIAのプロフィール

1978年7月7日生まれ。
長崎県出身。

大村市に生まれたそうですが、
両親の都合で対馬市に引っ越し。

そこで教会のゴスペルと親しんだそうです。

大自然の中で育ち、
どんなに大きな声を出しても自然の音に
かき消されてしまい、

自分の声も聞こえないほどだったそうで

そこで、MISIAさんの
圧倒的な声量が生まれたと
後にインタビューで語っています

中学の途中で福岡に引越し、高校では黒人の先生に
ゴスペルのボイストレーニングをしてもらっていたそう。

16歳の時に見た映画”天使にラブソングを”
の影響も受けているそうで、

MISIAさんの音楽に
ゴスペルを思わせる節が多いのは
こういった経緯が関係しているのでしょうか?

その後19歳でメジャーデビューすると、
その人気は瞬く間に広がり、
デビューアルバムは250万枚を超える大ヒットとなったそうです。

デビュー当時から人々を惹きつける
魅力が溢れていたことが伺えますね。

その後、現在まで日本はもちろん
アジアを代表する歌姫として活動しています。

そんなMISIAさんのことを調べてみました。

 

MISIAのヒット曲は?

1.everything

2000年10月25日に発売されたシングルです。

ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌であり、
ドラマも大ヒットし、MISIA唯一のミリオンセラーでもあります。

MISIAといったらこの曲!
というイメージの方も多いのではないでしょうか?
MISIAを語るのにこの歌なしでは語れません。

 

女性のストレートな恋心を歌った曲で
真っすぐな愛を歌った曲と思いきや

”やさしい嘘ならいらない 欲しいのはあなた”

など訳ありの恋を連想させる歌詞もあります。

切ないながらもストレートな想いを伝える歌詞。
その切ない気持ちを充分すぎるほど引き出す
MISIAの広い音域の歌声と印象に残るメロディー。

多くの女性の共感を得て、大ヒットしたのも納得です。

 

2.名前のない空を見上げて

2004年7月7日に発売されたシングルで
NHKの連続テレビ小説「天花」の主題歌で、

楽曲には

”名前のない空を見上げても 心に花を咲かせていけたら”

という願いが込められているそうです。

ドラマのイメージもあるのかもしれませんが、
温かい木漏れ日が溢れてくるような
温かく優しい気持ちになれるメロディーです。

 

MISIAさんらしい、
伸びのある力強い歌声で歌いあげられるサビ、

曲名でもある
”名前のない空を見上げて”
という歌詞から広く大きな空に向かって
のびのびと歌う様子が想像できます。

聴きおわった後には心が温かくなる曲です。

 

3.逢いたくていま

2009年11月18日に発売されたシングルで、
ドラマ「JIN‐仁‐」の主題歌です。

TBSの開局60周年を記念して制作された超大作ドラマで、

江戸時代へタイムスリップした医師が
幕末の動乱に巻き込まれていく壮大なヒューマンドラマであり、

医療機器がままならない時代に
全身全霊で命と向き合う医師の姿を描いた作品であることから、

このドラマの主題歌を依頼されたMISIAが

命をテーマにしてた作品を書きたいと思い、
”知覧特攻平和会館”で開館時間からほぼ丸一日、
特攻に赴く前の兵士が家族や恋人に宛てた手紙の展示を読み、

「これ以上、切実に会いたいという思いが込められた手紙はない」と、

命の重さ、人と人との絆を改めて実感して、
曲の芯の部分が定まり制作されたそうです。

 

長くなってしまいましたが、
それだけ壮大な曲ということです。

そんな壮大な曲に合った壮大なオーケストラサウンドと
MISIAさんの感情表現豊かな歌詞。

そしてその歌詞に合った歌い方、声、に本当にリアルな情感を感じ、

心揺さぶられるとはこういうことなんだ、、、
と思わされます。

とても感動する曲で、知っている方も多いかもしれませんが

是非この壮大な背景を知ったうえで
もう一度聞いていただきたい1曲です。

 

4.幸せをフォーエバー

2013年9月4日に発売されたシングルで
結婚情報誌”ゼクシィ”のCMソング

”プロポーズ応援ソング”として書き下ろされた曲です。

 

イントロのオルガンの音から
結婚式の入場シーンが連想され、
まさに結婚式の情景が目に浮かんできます。

”今日のこの佳き日 迎えられたことを
うれしくて 誇らしく思う”

結婚をしている方なら誰しも共感できる
結婚の日の気持ちですよね。
結婚していない方も、結婚式の日を想像して
わくわくした気持ちになるのではないでしょうか?

何度も出てくる曲名でもある

”幸せをフォーエバー”

という歌詞。
願ったり、誓ったり。
これから始まる結婚生活への期待感が伺えます。

さらにこの歌詞には
結婚や幸せに加えて、
育ててくれた父や母への感謝も歌われています。

 

結婚すると、お父さんやお母さんのありがたみを
一層感じること、誰しもあると思います。

そんな結婚式で感じる気持ちが全部詰まったような
まさしく結婚ソング、
是非結婚式で使ってほしい一曲です。

 

5.アイノカタチ

GReeeNと初コラボレーションした楽曲で、
ドラマ「義母と娘のブルース」の主題歌です。

作詞作曲をGReeeNが手掛けたそうですよ。

切ないイントロから始まり、
悲しい始まりも連想できますが、

”あのね”と優しい語りかけで始まる歌詞、

そして本当に大切な人にやさしく語り掛けるような
MISIAさんの優しい歌い方
とても温かい気持ちになります。

ドラマが”義母”と”娘”に焦点が当てられ、
複雑な関係の中でぶつかり合いながらも

徐々に絆を深め、支えあい、
一生懸命家族の形を模索していく。

そんなドラマだけあり、
この曲はそんなテーマにとても合っている!
とドラマを見た方は思ったと思います。

 

特に

”これから沢山の 泣き笑いを 知るたびに増えていくの
飛び出たとこ へこんだとこ 二人になってく”

の部分はドラマの内容とのリンクが感じられ
感情移入してしまいます。

突然”母”になった人を受け入れられない娘、
それでもひたむきに”母”になろうと努力する母。

次第に”親子”になっていく関係。

ドラマの中の大切なシーンでこの曲が流れてくると
本当に涙が止まらなくなりました。

終始優しく壮大に歌うMISIAさんの
歌声も本当にこの曲にピッタリですよね。

本当に、涙なしには聴けない、でも心温まる一曲です。

 

「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」でMISIAが天皇の御製を歌う。

2019年4月10日に行われた
「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」で

MISIAさんが

”天皇、皇后両陛下が詠まれた歌に音楽プロデューサー松任谷正隆氏が作曲した奉祝曲”

と、

“明日へ”

を披露したそうです。

天皇陛下を祝う集いだけあり、
緊張感の漂う中ながらも

圧倒的に聴いている人々を惹きつける歌唱を披露し、
日本中を魅了しました。

 

このような栄誉ある役目を任じられるなんて、
さすが日本を代表するシンガーですね。

まだまだ他のアーティストと比べると
メディア露出が少なく、

謎も多いMISIAさんですが、

その歌声がこれからも日本中、
アジア中の人々を魅了し続けることは、
間違いないと思います!

これからもそんなMISIAさんに注目していきたいです。

 

MISIAさんはもはや世界でも通用できるレベルの本物のアーティストの一人ですよね^^

こちらのブログではそんな世界レベルの癒しの女性洋楽特集もあっておススメです。

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この記事を書いた人

maro

・リラクゼーションサロンの店長。

・健康とメンタルの関係性を日々、研究。

・妻と2人暮らし。

・趣味は太極拳。音楽鑑賞。