周囲の結婚・出産、家族や親戚からの言葉…。
時代が進み、独り身でいる自由も謳われているのに、まだまだ現実は結婚を突き付けてきます。
そんな中で、「婚活」に励んでいる人は、一体どういった経験をしているのでしょうか。
なかなかうまくいかずに疲れてしまったという声も聞かれるようです。

婚活に疲れた…20代の口コミを一挙公開!

条件だけで相手を探して、何人もの人に会って1日に3人なんてことも・・・短期間に沢山の人に会うとどの人がどんな人だったのかどんな会話をしたのか全然印象に残らなくてその後が続かない。
当たり前だけど毎回初めましてからの関係なので、何回も同じような自己紹介を繰り返し、同じような質問をされそれに答えてただの流れ作業にしか思えなくなってきた。
少し話しただけではなかなか相手に興味も持てなくて興味を持つために時間を合わせて何度もご飯行ったりもしたけれど、そもそも興味を持ってない相手にわざわざ自分のプライベートな時間を使ってまで無理矢理興味を持とうとすることに疑問を感じた。
ニコニコ笑顔で会話を盛り上げてみたり相手の興味のあることに合わせて質問してみたりしたけど結局興味を持てなくて、勢いも大事だと言うけれどお断りしてしまうことが続き、中にはお断りしているにもかかわらずしつこく連絡してくる人もいて精神的に疲れた。
(20代後半 女性 事務職)

 

とにかく「出会いの場」がなくて、相席居酒屋に行ったり、
街コン・合コン・婚活パーティーに参加したりと、いろいろなイベントに友だちと参加しています。
街コンや婚活パーティーでは、ひとりひとりの相手と話すのに時間制限が設けられていることが多く、
短時間で自分をアピールするとなると、記憶に残ってもらえるように、相手に合わせて自分を誇張して自己紹介をすることがあります。
例えば、自己紹介タイムで、相手が「アウトドアが好き」と聞けば「私も週末には友だちとキャンプに行って料理を作るのが楽しみで~」とか。
「家庭的な人が好き」と聞けば、「ぬかを漬けるのがマイブームで、料理もリクエストあれば何でもつくります!」など。
実際思ってもないことを言ってしまいます。
自分に嘘をついて良く見せようとアピールすることになんだか疲れてしまって、こんな感じじゃお付き合いに発展しても
長くは続かないだろうなと最近思うようになってきました。
(20代後半 女性 ライター)

 

婚活パーティーや、相席屋での飲み会も結局はその場だけでの関係であって、その後に続く見込みは少ない。恋愛することに憧れはあるが、そこに至るまでの労力、財力のコストがかさみ、心身ともに疲れる。
知り合いが結婚相談所にお世話になっている話を聞いたが、会員登録に20万かかる話を聞いて少し引いてしまった。さらにはその知り合いは結婚相談所を通して婚約まで至り、段階を踏んで入籍した話を聞いたが、1ヶ月で離婚という最悪の結果になっている。正直な話それはもう結婚詐欺のレベルじゃないかと思うが、実際に一般人の結婚でもこういった事例があるということを知り、さらに結婚に対しての抵抗ができてしまった。
実際にそういった先を見据えた関係の人間とご飯に行くよりも、気の知れた友人とご飯に行く方が何倍も楽しみを感じる。独身貴族であることに抵抗がなくなりつつあり、今までよりも婚活に興味が失せている現状。もちろん良い出会いがあれば積極的に動く気はあるが、自身からなんらかの活動をするのは疲れてしまった。
(20代後半 男性 会社員)

 

なかなかマッチングにならない事が多く、マッチングに至っても交際まで進まない。
マッチングして、何度か会い自分と合わないと感じてしまった相手に対して“お断り”をするのが心労に感じる。
また、会う人が増えれば増えるほど精神的に疲れてしまう上、服や交際費が嵩んでしまい更に疲れていってしまう。

利用している結婚相談所は料金が安いせいか、HPや資料ではアドバイスや相談に親身に対応すると記載しているが、実際は相談したところで本人の考え方次第程度の助言しか言われない。
本当に婚活したい人が登録しているのか疑わしいレベルの登録者も多い。
婚活パーティーの中には、婚活より恋活のノリで参加する人がいる場合もあり、正直参加しなければ良かったと思うパーティーもある。
年齢的にもそろそろではないかと、親や親戚・周囲の人に結婚を急かされ、何のために結婚をするのか、本当に自分は結婚したいのかすら分からなくなってきてしまうこともある。
仕事をしながら、婚活を平行していくのを辛く感じてしまうことが多く、いっそ一人で生きていく道を考えてしまう。
(20代後半 女性 事務職)

 

最近思い切って、婚活パーティーに参加をしました。
一対一で会話をしていくものなので特に緊張等せずに話すことができました。
参加したパーティーでは、1人ずつa.b.cで評価するという行程がありました。
もちろん好みがあるのでc判定になる場合もあるんだなと覚悟はしていました。
しかし、いざ結果発表の時にcというのを目にするとこれが自分の評価なんだなと受け入れるしかなく、なんだか悲しい気持ちになりました。
それと同時に婚活のシビアなところを感じました。
確かに選ばれなければカップリングされないし生き残れない。
全ては競争なんだなと強く実感しました。
いかに自分を上手にアピール出来るかにかかっていると思います。
このようなことを考えているうちに、本当の自分を見せて婚活できているのか、など自問自答し始めました。
まだ始めたばかりではありますがなんだか疲れるなと思いました。
選ばれなければならない、勝ちぬかなければならない。
他者からの評価が全て…なんだか負のループにはまってしまいそうです。
(20代後半 女性 サービス業)

 

月に1回程度、婚活パーティーにいったり、結婚相談所の紹介で顔合わせをしますが、全然いい人とめぐり会えないことです。
お金や時間をかけて婚活パーティーにいっても、タイプではない人ばかりです。
一緒にお話をしていていい人だったので、連絡先を交換しました。
そして、後日デートとなるといきなり下の名前で呼び捨てでよんできて慣れ慣れしかったり、不用意に距離を縮めてこようとしたり、変な人というか礼儀がない人が多いです。
会場では話し方も上品で素敵にふるまっていたけど、実はガサツな人もいました。
そのとき、モテようとしてきどっていたのかと思うと怖すぎます。
また、後日ふたりで会った時に、会場で話していたことと違うことばかりいっていてウソをついていたりしました。
ごまかそうとしていましたが、みえみえすぎて連絡をとらなくなりました。
こちらは真剣に婚活をしているのに、何も得ることがなく毎回いっても落ち込むことばかりで疲れました。
(20代後半 女性 営業事務)

 

みんなが疲れているポイントは?

交際以前に、まず、親しくなるまでの過程で疲れてしまうという人がほとんどでした。
自由な恋愛では、相手と思いが通じていない期間であっても、新たな発見やときめきがあり、楽しいものです。
しかし、婚活パーティーでは、時間内に多数の人と顔を合わせ、会話が続くよう努力しなければなりません。
その上、いかに魅力的に自己アピールするにはどうすべきか悩みます。
時には、お互いを項目に沿って評価することも必要になります。
これでは、自分をより良く見せようと誇張してしまい、結果的に嘘をついてしまっても仕方ありません。
また、アプリ等では、流れ作業のように相手を選ぶことが徐々に辛く、受け付けられなくなってしまうようです。
結婚を目的にしているがゆえに、物理的にお互いを知る時間が足りないということも原因かもしれません。
距離を縮めてこられることが、かえって馴れ馴れしいと感じてしまい、うまくいかずに終わってしまうという声もありました。
そうして先が見えなくなり、徐々に挫折してしまうようです。

最後に

「婚活」を機に、「本当に自分は結婚したいのか」ということを真剣に考えたという人もいました。
周りに流されていただけではないか、と気づけたのであれば、それもまた一つの正解ではないでしょうか。
結婚は必ずしも、しなければいけないものではありません。
しかし、結婚して、その巡り合わせに感謝している人もいます。
「婚活」をして得られるものはきっと、パートナーだけではないはずです。
自分を磨いて、人を知って、その人なりの答えを見つけられるといいですね。

コチラの記事もおすすめ!
婚活のリアル口コミ!おもしろエピソードはコチラ

この記事を書いた人

いぶっけい
最近寝る前のカップラーメンがひそかな楽しみ。やばい…このままでは、ブーチャンまっしぐらだ汗